ポイントサービスが改悪化されていくカードが目立ちますが、「楽天カード」はそんな中でも最高水準の還元率を誇っているカードのひとつ。 基本ポイントとしては、100円の利用で1ポイントが付与され、1ポイント=1円相当で利用できるため還元率は1％と年会費無料カードの中では高水準。

100円ごとの単位なので、コンビニなどでの小額の利用からムダなくポイントを貯めることができます。

「楽天カード」は国内最大級のショッピングモールである楽天市場で利用すると、ポイントが毎回2倍になります。というのも、楽天カードに入会するには、楽天市場会員になる必要がありますが、楽天会員が楽天市場でショッピングすると、100ごとに1ポイントが付与されます。さらに楽天カードでのポイントを合わせて、毎回2倍になるということなのです。

また、毎週土曜日”楽天カード感謝デー”にエントリーしてから、楽天市場でのショッピングに「楽天カード」を利用すると、ポイントが3倍になります。まとめ買いや、狙った商品がある場合は土曜日に購入するといいでしょう。

キャンペーンが豊富で、内容も充実しているのも「楽天カード」の魅力のひとつ。ひとつずつエントリーしなければいけないのは、正直面倒なこともありますが、限定ショップではポイントが最大10倍になることも。

さらに、キャンペーンによっては、カードを利用しなくても、エントリーするだけでポイントがもらえるものもあります。（「エントリーしてポイント山分け」「アンケートに答えて50ポイント」など）

基本的にエントリーしなければキャンペーンに参加できないので、購入する前にまずは、楽天からのお知らせメールなどで、どんなキャンペーンが行われているかをチェックしましょう。

「私は楽天市場をあまり利用しないから・・・」という方にもおすすめできるのが「楽天カード」のすごいところ。年会費無料なので作って損はないのですが、確かに楽天市場を利用しないのなら、それほどお得感はないのかも？なんて思ってしまいますね。

ですが、「楽天カード」は、ネットショッピングだけでなく、街での利用でもポイントがどんどん貯まっていきます。というのも、楽天スーパーポイントと提携している店舗は意外に多く、加盟店での利用ならポイントは2～3倍と楽天市場を利用するのと同じ還元率となります。

楽天カード会員になると、ETCカードも発行することができます。

楽天ETCカードは通常年会費が525円発生しますが、この年会費を永年無料にする方法があります。

「楽天カード」には、会員の中で”レギュラー””シルバー””ゴールド””プラチナ”とランクづけがあるのですが、ETCカードの申し込み月に、この中の最高ランクであるプラチナ会員であれば年会費が無料になります。さらに更新月にもプラチナ会員なら翌年度も年会費が無料となるので、プラチナ会員をキープし続けることで実質ETCカードの年会費が永年無料ということになります。

プラチナ会員になるためには、過去6ヶ月で2,000ポイント以上、かつ15回以上ポイントを獲得していることが条件となるので、意識してこまめにカードを利用してプラチナ会員をキープしましょう。

「楽天カード」には、電子マネー”Edy”も搭載されています。

コンビニやスーパーなど全国23万ヶ所以上で利用でき、ピピっとかざすだけで支払が完了する手軽さが魅力です。

クレジット機能を利用しなくても、前もってチャージしたEdyの利用でも、200円ごとに1ポイントが貯まります。

これはあまり知られていないのですが「楽天カード」を利用するなら、ぜひ知っておいてほしい裏技があります。有料にはなりますが、指定日での利用でポイントが必ず2倍（楽天市場での利用は3倍）となるサービスがあり、それを有効活用するのです。

ダブルポイントクラブ

月額315円の3日コースまで選ぶことができますが、登録するのは1日コースで充分です。月額105円ということは、10,500円以上の利用がある月ならおトクということになります。さらにこのサービスには、解約手数料がかからないので、1ヶ月間だけの契約も可能なんです。

例えば、内祝いや、結婚式の準備、家具の購入などなど、大きな出費があると事前にわかっている場合は、この「ダブルポイントクラブ」に登録しておき、できるだけまとめて26日にカードを利用するようにします。10,500円以上の利用であれば、それだけで月額の元はとれてしまいますし、それ以上に大きな買い物だった場合は効率的にポイントを貯めることができます。

また、定期購入している化粧品やサプリメントなどがあるなら、意識して26日にまとめて支払うようにするだけでも今までの倍以上のポイントが貯まります。

このように、有料サービスでも上手に活用することによって、驚くほど効率良くポイントが貯まっていきますので頭に入れておいてくださいね。

貯めたポイントは楽天市場や楽天トラベル・楽天ブックスなどで1ポイント=1円として利用することができますが、「楽天市場は一切利用しないから」という人にもメリットはあります。楽天スーパーポイントはANAマイルに交換することができるのですが、その際の移行手数料は無料なんです。

2ポイント=1マイルの交換レートで、50ポイント以上なら2ポイント単位で交換できます。つまり、ちょっとずつ貯まったポイントでもムダなくマイルに交換することができるんです。

ということは、入会するだけでもらえるボーナスポイント・・・このポイントをそのままマイルに交換してしまうことも可能ということです。年会費が無料なので、最初の入会ボーナスポイントのためだけに作るとしても、充分な理由になりそうですね。

万能カードとして名高い「楽天カード」ですが、年会費無料のカードには珍しく、海外旅行傷害保険が最高2,000万円も付帯されているのも特徴です。

【海外旅行傷害保険の詳細】

補償内容も充実していて、最も遭いやすい”携帯品損害”なども補償されるので、海外旅行の際も頼れる1枚となりそうです。また、海外での利用時に適用されるキャンペーンも多くあるので、旅行に行く前にぜひエントリーしてください。

最後に1つだけ注意点を

「楽天カード」を作る際、”家族カードを作ればさらに1,000ポイント”とあり、作ろうとする人もいるかもしれませんが、よく考えてみてください。

「楽天カード」の入会で最低でも2,000ポイント、現在のキャンペーンなら5,050ポイントです。このポイントに1,000ポイントをプラスするより、別々に作って倍のポイントをもらった方がおトクだと思いませんか？

「楽天カード」は、家族といえど、ポイントのために別々に申請することをおすすめします。